騒音・振動調査

基本的な騒音振動調査の実施方法

1. 騒音振動調査の前に


2. 騒音振動調査の実施手順

2-1. 工事騒音振動測定

1)測定箇所
騒音規制法・振動規制法では、敷地境界線における規制基準値が定められています。そのため、直近の敷地境界が測定箇所となります。しかし、現実問題として、機器が設置できない場合もありますので、最善の測定箇所を現地で確認します。


2)測定時間
作業内容によって測定時間は大きく異なります。

【杭打設作業の測定時間】

測定の依頼がもっとも多いのがこの作業です。測定時間は、杭打設開始から杭打設終了までの1本を測定時間とします。
打設する杭の種類や長さ・地盤状況によって、測定時間や重機が異なります。


バイブロハンマー
バイブロハンマー
(H鋼・矢板)
サイレントパイラー
サイレントパイラー
(矢板)
鋼管パイラー
鋼管パイラー
(鋼管杭)
アースオーガ
アースオーガ
(H鋼・PHC杭)
ダンザホールハンマー
ダンザホールハンマー
(堅岩盤用 鋼管杭)
場所打杭
場所打杭
(鋼管杭)
【掘削作業の測定時間】

測定時間は、バックホウが掘削している時間帯であり、1時間程度で必要データの確保は可能です。

バックホウ
バックホウ(掘削)
【解体作業の測定時間】

測定時間は、主要重機による解体作業が行われている時間帯であり、1時間程度で必要データの確保は可能です。


ニブラ
ニブラ(またはクラッシャー)
アイヨン
アイヨン(またはブレーカー)
【整地作業の測定時間】
一般に整地作業は、ダンプによる土砂搬入、バックホウによる掘削整地、ブルドーザーによる整地作業、振動ローラーによる締固め作業が一連の作業内容となります。よって、それぞれの重機稼働時の測定データが必要となります。この場合、半日~1日の測定になります。

バックホウ・ブルドーザー
バックホウ・ブルドーザー
【コンクリート打設作業の測定時間】

騒音振動の主な発生源は、ミキサー車とポンプ車になります。測定時間は、1時間程度となります。


ミキサー車・ポンプ車
ミキサー車・ポンプ車
【道路舗装作業の測定時間】

道路を片側通行もしくは通行止めにして行うことが多い為、夜間の時間帯の測定となります。工事作業に合わせての作業になりますので、工事時間帯となります。


アスファルトフニッシャー
アスファルトフニッシャー
(既存のアスファルト面を削ります)
振動ローラ・タイヤローラ
振動ローラ・タイヤローラ
(アスファルトを締固めます)
【発破作業の測定時間】

測定時間は、発破時になります。


発破設置
発破設置時
発破設置箇所を覆う
発破設置箇所を覆います
発破終了
発破終了時の削岩された状態
【運搬作業の測定時間】

測定時間は、運搬車両の通過時および荷下ろし、荷揚げ時になります。昼間の交通量では輸送が困難なものが夜間に輸送となるため、測定も運搬にあわせておこないます。 


運搬状況
運搬状況
荷下ろし状況
荷下ろし状況

3)評価(主な法律)
・「特定建設作業に伴って発生する騒音の規制に関する基準」
・「特定建設作業の規制に関する基準」
・「発破による騒音・振動・低周波音について火薬学会より提言されている規制値」 



工事測定結果報告書(例)


2-2. 工場・事業場の騒音振動測定, 2-3. 環境騒音測定