Q. 現在の仕事の内容を教えてください。
A. 用地調査部は、公共事業において、必要となる土地(=事業用地)について、その土地の所有者や居住者から公共事業者が取得(購入)する場合や、立ち退きをしていただく場合に生じる費用を補償するため、調査し、補償金を算出します。
建物の補償については、使用されている素材によって単価が異なり、算定額も変わってきます。私は主に、建物・塀の調査を担当することが多く、実際に現場で建物の間取り採寸や設備等の確認をしてラフ図を作成し、発注者と方針のすり合わせをしながら、そのラフ図をもとに図面作成や積算する業務を行っています。
補償コンサルタントは、全8部門ありますが、用地調査部は建物等を調査する物件部門を担当しており、該当の物件が店舗や工場等、営業を行っている場合、営業補償部門や機械工作物部門の調査も行います。また、必要に応じて、土地評価部門の調査も行っています。
Q. 中央クリエイトを志望したきっかけを教えてください。
A. 未経験からでも専門性を身に着けて、プロフェッショナルとして働ける業界を探していた際に、補償コンサルタントの職種を知りました。
前職も同じ業界(補償コンサルタントの会社)ではありましたが、担当の業務範囲が狭く自分で行える調査内容に制限があったため、中央クリエイトの主体性を持って業務全体に携わることができるという点に魅力を感じ、転職をしました。
Q. この部門・役割だからこそ得られる経験・価値・やりがいなどはありますか。
A. 用地調査業務を通し、携わった公共事業が実際に整備され、社会の安全性が向上していることを実感したとき、社会貢献をすることができたという達成感や、やりがいにつながっていると感じます。
また、調査対象の物件が毎回違うため、その対象の関連事項を調べる中で、新しい学びや発見があり、思いがけない分野に興味を持つことができることも、魅力のひとつであると思います。
Q. 職場の雰囲気を教えてください。
A. 用地調査部は、全国に拠点があるため、各地から仕事をしているのですが、話しやすい方が多く、風通しがいい部署であると感じます。また、業務効率化や、新しい知識の獲得などに率先して挑戦する方が多い部署でもあると思います。
Q. 失敗談はありますか。
A. 同時期の納期の案件を並行する中で、計画通りに進めることができずギリギリとなってしまったことがありました。そのことをチーム内で相談させていただいたところ、すぐに先輩社員の皆さんがカバーをしてくださり、チーム内でフォローしあって仕事をできていることも当部の魅力の一つであると感じます。
Q. 仕事をする上で意識していること・大切にしていることは何ですか。
A. 図面作成時は、一人で黙々と作業を進めていくことが多く見えるのですが、調査の際は地権者以外にも立場や状況が全く異なる方とも多く関わるため、常に相手の目線に立ってお話しすることを常に大切にしています。
社内では黙々と作業することも多い仕事ですが、業務全体を通すと、発注者・地権者・居住者の方など多くの方々と関わりを持つ仕事のため、それぞれ立場や状況が異なり様々な思いを持たれていることを認識し、お話しする際には常に相手の視点を考えることを大切にしています。
Q. 今後の夢や目標は?
A. 補償業務管理士の資格を取得できるよう頑張ります。